タイトル未定。

あいつを見返すことは、もうどうでも良くなってた

あいつを見返すことは、もうどうでも良くなってた

的を射たことを言われたり、軽んじられたり、酷いことをされたり。種類は違えど『悔しい』と感じることって、生きている中で何度かありますよね。

そんな思いから『あいつを見返してやるためにもっと上手くなってやろう、もっとできるようになろう、変わろう』と決意し、日々努力をし始めたりするものです。

初めた頃はあいつを見返すためだった努力。でも、努力している中で次第にそれは重要ではなくなってきて。それをすること自体、楽しくなったりして。

ふと気付いた時には、あいつを見返すこととか、もうどうでも良くなってた。

人を見返すと言った類の悲しい目標ではなく、いつの間にかもっと幸せで素敵な目標に変わってた。

 

誰の人生にも、そんな「あいつ」って1人や2人は登場すると思います。

どうでも良くなったということはそれだけ成長したということです。上手くなったし、素敵になった。

そう思うと、何がきっかけで上手くなるとか、素敵になるとか、良い方に人生が進むとか分からないんですよね。

きっかけは悲しいことだったかも知れないけど、ここまで来れたのは少なからずあいつの存在もあるんだろうなと。

起爆剤となってくれた、私たちそれぞれの胸に浮かぶ「あいつ」。それがどうでも良くなり感謝できるようになるということは、一つの学びが終わるということです。

 

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