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SHIMOKITA VOICE 【1】自己紹介と今下北沢が抱えている問題と

SHIMOKITA VOICE 【1】自己紹介と今下北沢が抱えている問題と

シンポジウム 「地中から屋根から空から明日の下北沢~ラウンドテーブル」

 

【第一部】

参加者の自己紹介

石本:ただいまからシモキタボイス2012、2日目のシンポジウムを開催させていただきます。
私はシモキタボイス実行委員の1人であります石本と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
今日のシンポジウムは慶応大学教授の小熊英二さんにコーディネーターをお願いしております。
早速小熊さんをご紹介したいと思います。小熊さん、よろしくお願いいたします。

 

小熊:皆さん、どうも。私が小熊英二でございます。
早速ですが、今日のパネリストの皆さん入ってください。
保坂さんからどうぞ。今日ご出席の方々は、地域の住民の方々が中心であります。
保坂さんは世田谷の区長です。
皆さんよくご存知だと思いますので、説明を省きます。
こちらからまいりますと、小川さんです。
小川さんは音楽プロデューサーをなさっておりまして、この近くに25年在住の方でして、
地域の社会福祉協議会で音楽事業なんかもなさっています。

 

小川:下北沢音楽祭の時には、ここで歌声の集いを毎年やらしていただいております小川で
ございます。

 

小熊:次は、こちらの正面の「ほん吉」という古本屋がございます。そこの店主の加瀬さんです。
加瀬さんは5年前から「ほん吉」を営まれていまして、その前は吉祥寺の古本屋で修行をなさ
れていたと聞いています。

加瀬:加瀬と申します。下北沢は祖父がこの近辺に住んでいたこともありまして、
子供の時はピーコックに買物に来ていました。しばらく離れて、またここでお店を始めました。
よろしくお願いします。

小熊:次は、後からいらっしゃいますが、金子さん。
金子ボクシングジムの会長で、親の代からずっとやられてる方です。
次はOZUというスズナリの劇場の隣のメイクアップ、衣装のお店です。
柴田さんは文学座の役者さんでもありました。 もう30年近くお店をやられております。

柴田:タウンホールのまん前です。スズナリの横じゃなく(笑)。
タウンホールの正面というのは、とても分かりづらくて、
タウンホールってどこですか?と聞かれるお店です。
メイクアップのことは、出来る範囲のことはやらせていただいております。
よろしくお願いいたします。


小熊
:次は志村さんです。
一番街のところで不動産のウィルステージというお店をやられております。
こちらの不動産事業については一番お詳しい方です。

志村:志村です。
15年ぐらい不動産を通じて下北沢に携わっております。よろしくお願いいたします。


小熊
:そちらは管家さんです。代沢3丁目にお住まいで、奥様が親の代から住んでらっしゃいます。
建築家ですので、都市計画のことも知識をお持ちです。

管家:設計事務所をやっていまして、建築と主に福祉中心に、
昔は都市計画とか論文を書かせてもらったこともあります。
今回、こういう風に呼ばれまして、そういう観点からお話させてもらいたいと思います。
よろしくお願いいたします。

 

小熊:次は蓮沼さんです。ピュアロードの会長さんでいらっしゃいまして、
one room booksという本屋さんを17年ぐらいやられております。

蓮沼:蓮沼です。ピュアロードは駅の南側の端っこなんですけども。
下北沢で一番小さい商店会。そこでフリーマーケットを3カ月に1回やっておりまして。
そんなような関係で今日はこちらへ参加させていただいております。
よろしくお願いいたします。

 

小熊:最後、横溝さんです。
駅からタウンホールに行く途中にある飲み屋さんを11年やっておられまして、
東会という商店会の青年部副部長でいらっしゃいます。

横溝:横溝と申します。見た目は悪いですが、心はピュアです。
飲み屋さんを11年やってまして、今日は個人事業主の1人として、
この街をどうしていくかということを皆様とお話 できたらなと思っています。
よろしくお願いいたします。

小熊:私は横溝さんとお話して、ピュアな方だと分かっております。
あらゆる糖(党)に属さないコーヒー微糖(党) と紹介してくれと言われました(笑)。

 

今下北沢が抱えている問題

小熊:それでは最初に私が問題の概説をしたいと思います。実際に私、街を回ってみまして、
意外と知られていないということが良く分かりました。それも含めて10分ちょっとお話させて頂きます。
よろしくお願いいたします。

今回、このシモキタボイスで考え直そうという議論になっている都市計画を一つの軸にしながら、
このシンポジウムが営まれるわけですが、それを説明しないと話が始まりませんので説明をいたします。

ここが下北沢と呼ばれているところの全域と言いますか、商業区域という感じでしょうね。
現在問題になっているのは、ここに補助54号線と呼ばれているものをつくるということが
問われているわけです。

ここの下北沢の駅は、来年小田急線が地下化します。跡地にかなりの土地ができるわけですが、
この利用をめぐっても 色々議論がありまして、このことについては後で保坂さんに説明して頂きますけども、
駅が地下化されて広場になると計画されています。

バスロータリーが出来ると。タウンホールのロータリーを移してつくりかえるということが計画されています。
あともう一つはこの道路の問題ですね。この道路は幅26mありまして、
この辺お店が密集しているのをどけなければなりません。
どけるのに、かなり街の形を変えるということが懸念されていますが、140億ぐらい買収費用がかかってしまいます。

私、街の中を回っていまして、元々この辺の地域住民の方は密集家屋が多いので
防災上の問題があると。 駅前に消防車両さえ入らない、それを何とかしてくれという声は多分にありました。
あとは、高齢者も多いのでタクシーロータリーを作ってくれと。そういう要望もあったわけです。
しかし、80年代90年代ぐらいに陳情を一生懸命やったが、ほとんど区が聞いてくれなかったそうで。
いずれ小田急が地下化すると。その時に一気に片付けるというような答弁だったそうです。

で、そして2003年に、ようやく小田急が地下化する事になりまして。

それはどうしてかと言いますと、一番の理由はここに京王線が交差していますので、
3階建てにしないと跨げないと。それは経費がかかり過ぎるということで、地下化する事になったと。

もう一つは、梅が丘の方で騒音訴訟で負けまして、
その為に地下化せざるを得なくなったというようなこともあったそうです。

真相は藪の中です。

 

補助54号線

それで地下化して、ロータリーが出来るという事が出てきたのだけども、

補助54号線が一緒にくっついてきたわけです。

何でこれがくっついてきたのかというと、最初はよくは分からなかったようであります。
どうもいろいろな筋、区議とか都議とか自民党、公明党色んなところを回って話を聞いてきましたけど、
話を総合すると、 ここを再開発するにはお金がかかると。
補助金が必要である。補助金が必要なんだけど、区の金では足りない。
補助金を取って来るために、当時の道路特定財源で幹線道路を一本通せば補助金が付くというのが、

大きな動機だったのではないかと推測する方もいらっしゃいます。
そのような経緯があって、ここの道路をつくるということになったのですが、色々と議論がありまして、

まず一つはですね、図の赤い所が1期工区と言っています。
2期工事、3期工事をやらないと、幹線道路までつながらないわけですが、
1期工事だけをやってもT字型の更地が出来るだけじゃないかというのがまず懸念されています。
この公共事業は合理性があるのかという問題ですね。それに140億円をかける。

ここ全体で4400億程関わっておりますので、それも一つの問題であると。

また、井の頭通りが開通しておりますので、車を使っている方は井の頭通りを使っているので、
要らないのではないかとおっしゃる方も多い。かつ、人口が減ってる時に、交通量が増えるだろうか
という問題もある。そして、また2期工事、3期工事のところでは、不動産屋さんが新築の家を建てて
いるという話もあります。

当然、認可されないだろうということだと思われます。そのようなことで疑問点がある。

【2】に続く

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