下北沢に住みたい人のためのWEBサイト

下北沢の不動産情報と地域情報を随時配信しています。

軒を貸して母屋を取られる不動産屋がこの先増えるかもしれない(2)

軒を貸して母屋を取られる不動産屋がこの先増えるかもしれない(2)

前回紹介させていただいた 輩不動産の話。

大家さんから、正攻法で借り上げて家賃を上乗せして第3者に貸し、その利ざやを得る。 不動産業界には賃貸住宅にも一括借上(サブリース)と言うビジネスモデルがあります。今回の輩不動産の住宅版で、むしろそちらの方が一般的。 それに対して異議を唱えるつもりはありません。 このケースを店舗版に置き換えたとしても例えば家賃30万円の物件に対し、せいぜい上乗せしたとしても上手くいって10万円位が限度。平均的には4、5万くらいじゃないでしょうか。 ウチみたいな個人業者だったら、それでもありがたい収入ですが輩不動産の様な、社員を抱える会社では、コスト倒れ。 輩不動産の目論見はそこではありません。輩不動産の会社PRを見ると、こうあります。  

国内飲食店は5年強で40%が入れ替わる

  私のブログの何処かでもこの数字を書いた記憶があるのですがここ1、2年の傾向では、更に厳しい数字になっているはずです。   つまり、このビジネスモデルの肝は入れ替わりです。   物件が空いてしまえば、借り上げている訳ですから大家さんに対して家賃を払わなければなりません。でも住宅と違って、テナント物件の場合、解約しますと言ってから3ヶ月~6ヶ月は家賃が発生します。既に営業している物件なので内見に来てもイメージはしやすく厨房機器などは揃っているハズですからテナント選定の選り好みさえしなければまず解約期間内に物件は決まる・・・そんな皮算用では!?   また、物件は借り上げて確保している訳ですから入れ替わりの際、確実に、礼金収入は入る訳で、当然仲介業者を介さず来た顧客であれば仲介手数料収入、物件によっては造作譲渡の費用なんかも取れてしまう訳です。

入った店が潰れれば潰れるだけビジネスチャンスが生まれるという蟻地獄物件。

  入れ替えが多いのは、そこら辺の不動産屋も同じじゃないかと言われるかもしれませんが良識がある業者であれば、自分が斡旋したお店は1日でも長く続けて欲しいと思うはず。 家賃が遅れたり、契約違反がない限りはね。それにこう言うビジネスモデルを作ろうと思えば、作れた不動産業者は他にもいたはずですが直接お店の方と相対していれば、多少なりとも情が入ってしまい、気が退けるはず。   さて、軒を貸した不動産屋さんですが、その物件が割に合わない物件にならない限りは、輩不動産が借り続けますので その不動産屋さんに戻ってくる可能性は低いです。 せいぜい更新時に、輩不動産との更新手数料が入るくらいでしょう。好立地物件を1枚無くしたも同じ事になります。

  店舗物件の造作工事、飲食店であれば厨房機器や店舗の内装費用が多くかかる。その費用がかからない所謂、居抜き物件は多少、家賃が高くてもその多少が1、2割であれば背に腹は代えられない

割りと早く借り手はつきますし、輩不動産の様なところはまずチェーン店に営業をかけるでしょうから、結果的に街の家賃相場は上がりチェーン店化が今よりも拍車がかかると言う・・・。  

まあ、これらの事は見識のある先輩業者さんなら当然お見通しで、そうそう増えて行かないとは思うのですが、ある街では輩不動産が虫食い状態に借りまくっていのです。背に腹は代えられないと言うトコロなんで しょうかね。それぞれ台所事情があるので、輩不動産に貸すのを止めようとは言えませんが少なくとも、ウィルステージで管理させていただいている物件を蟻地獄物件にさせるような事はしません。 軒先どころか門もくぐらせないように、お断りの札でも貼ろうかな、と(笑)  

そういえば例え話で使わせてもらった、V(ビジター)。リニューアル版じゃなくて以前のDVDが出てたので買っちゃいました(笑)
    IMG_7475

COMMENT ON FACEBOOK

Return Top