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ニワトリならぬ、スズメトレーニング

ニワトリならぬ、スズメトレーニング

プチガーデン辺りを通りがかったら、スズメが地面にうずくまっていました。ぶるぶる震えていて、私が近づいても逃げませんでした。覗き込むと、スズメの目が開いて私と目が合いました。具合が悪いのかな?と思いましたが、とりあえず触れずに事務所に帰り、志村さんに報告。一緒に見に行くと、スズメはまだ同じ場所に居ました。

そのままだと危険だと思ったので、志村さんが一旦保護しようとしました。そーっと手を伸ばしてみたところ、スズメはサッとかわしました。意外と動くようなので、志村さんがもう少し本腰を入れて捕まえにかかりましたが、これが中々すばしっこい。追いかけると追いかけた分だけちょんちょんと移動して、少し先からこちらの様子を伺っていました。

 

私もすぐ捕まえられると思っていましたが、スズメが小さいので力加減が必要らしく、中々難しいようです。パーキングの辺りで数分間、志村さんとスズメが追いかけっこをしていました。そしてそれを眺める私。まさにこの図でした。「ロッキーのニワトリ追っかけトレーニング」です。ニワトリトレーニングは1分12秒あたりから始まります。

私はここで言う、ミッキーということになります。ロッキーが手こずっていて全体的に面白いのですが、特に2分2秒辺りが面白いです。ニワトリがロッキーにフェイントをかけてきます。

最後は、低空飛行ながらもスズメが飛んで、どこかに行ってしまいました。

 

多分、雛鳥だったのかなと思います。近くの高いところでそのスズメの様子を見ている、親鳥らしきスズメが居ました。たまに、そのスズメの近くに降り立っていました。飛ぶ練習をしていたのかな。

結果的に、志村さんが追いかけたことによりスズメは少し飛ぶことになったので、スズメにとってのトレーニングとなりました。震えていたのは、巣から初めて外に出ていろいろ恐かったからでしょうか。『頑張れ』と思いました。私もまだまだ分かりませんが、世界は厳しくも優しく、面白いよ。

 

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