下北沢に住みたい人のためのWEBサイト

下北沢の不動産情報と地域情報を随時配信しています。

大正レトロ空間でいただく、こだわりの甘味「甘味処 甘寛」

北沢タウンホールの裏手に伸びる、あずま通り商店街。その一角で、見慣れない立て看板を見つけました。おしゃれな甘味の写真がずらり。足元のぼんぼりには「甘味処 甘寛」とあります。

場所は、おなじみ新雪園の上。すぐわきにある細い階段を上って2階のお店のようです。

見上げるとおしゃれな色ガラスの内装がちらりと見えました。新雪園にばかり気を取られていたから、2階や3階があるなんて気付きもしませんでした。

細い階段は少し勇気が要りましたが、思い切って足を踏み入れます。

階段の中腹あたりで踊り場があり、甘寛さんの入口を見つけました。重厚な木の扉の真ん中に、小さなステンドグラスが嵌め込まれています。開けていいのかな、ちょっと緊張します。

店内は一人でもゆっくりできるカウンターからお友達と来ても安心な4人席まで、合計15席。ステンドグラスに板張りの床、大正レトロな趣がなんともおしゃれです。

オーダーが入って初めて作り始める名物・生わらびもちや甘味処の定番・おしるこ、さらにコーヒー党のためのコーヒーと和甘味のセットも。

そしてもうひとつの名物はかき氷です。豊富なラインナップに加え、季節限定のかき氷もあるとのことで、いいお値段ではありますが満足度も高そう。どの味も気になります。

お昼を食べ損ねていた私は磯辺焼きを注文。すると焼いていないお餅が出てきました。完全に焼かれたお餅が来ると思っていたのでびっくり。実は私、磯辺焼きを家で食べたことがないんですよね(!)作り方、分からない……。

入店までで本日分の勇気を使い果たした私は「どうやって食べるんですか」と聞く勇気もなく、クックパッドで磯辺焼きを調べて挑戦。そうか、焼いてから海苔と醤油か。日々勉強ですね、今年35歳ですが

テーブルに備え付けられたヒーターはお餅を焼くためのものだったんですね。拍子木切りのお餅は思いのほか早く焼けます。膨れて揺れる網の上のお餅を見ているのが楽しいです。おおお、油断すると煙が上がっちゃう。

お餅は焼きたてに限ります。自分で焼いたお餅ならなおさら。お醤油はほんのり甘辛で、しっかり厚みのある海苔とともに頬張ると思わず笑みがこぼれてしまいます。ひとりぼっちでもです。

お店はお二人で切り盛りされていましたが、私が伺ったお昼過ぎにはほぼ満席状態。加えて一品一品手を抜かず丁寧に作られているため、甘味はすぐに出てきません。着席してしばらくは私も「事務所に戻らないといけないのに……お腹が空いているのに……」とカリカリしていました。

でもね、このお餅を焼いているひとときと、そしてセットで出てきた煎茶の味わいにすっかり魅せられてしまいました。全身に染み渡る、お煎茶の香りと静かな苦味。ああ、幸せ。

事務所に戻るため遠慮させていただきましたが、希望があればお湯を注ぎ足して煎茶のおかわりもできるとのこと。今度はたっぷり時間をとって、この贅沢な時間を心ゆくまで堪能しようと誓いました。

煮干しラーメン凪の向かいの「甘味処 和-nagomi-」に、南口商店街の「こなな」など、この半年ほどで和カフェが立て続けにオープンしています。カジュアルに和スイーツを楽しむ文化が盛り上がりつつあるみたいですね。私も和菓子は大好きなのでうれしいです。あなたのお気に入りはどのお店ですか?ぜひチェックしてみてくださいね。

COMMENT ON FACEBOOK

Return Top