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10週年を迎えた地域密着型フェス「下北沢にて ’19」雨でも盛況

下北沢が生んだロックバンド、THEラブ人間主催のサーキットイベント「下北沢にて ’19」が今週末開催されています。

今年は開催10周年ということで2日間に拡大。下北沢にある多くのライブハウスも協力し、屋内外あわせて18会場にも及ぶ大規模イベントとなりました。

商店街には「下北沢にて」オリジナルフラッグが掲揚。メンバーやスタッフが連日駆け回り、街中に掲げたものです。駆け出しの頃からさんざん歩いたこの街をバンドフラッグ一色にするとは、感慨深いことでしょう。


しかし今日はあいにくの空模様。雪になるかも、という予報が出るほどの冷え込みでしたが、この日を楽しみにしてきた音楽ファンたちが早い時間から下北沢を訪れ、今日のラインナップに目を通していました。

豪華な出演者陣もさることながら、今年注目すべきなのは、「スーパーオオゼキ」横から「下北線路街 空き地」にかけての小田急線路跡地を直通でまるっと使っている画期的な試みです。

つまり、下北沢駅前から空き地まで一直線に歩いていけるということです。これまで線路跡地が部分的に開放されることはあったものの、この区間がぶち抜きで通れるようになったのは初めてではないでしょうか……?(私の記憶ではそうなのですが、もしこれ以前に事例があれば教えてください!)

パス(参加証)引換所は空き地に設けられているため、参加者の多くが駅からこの跡地を通り、そして空き地に足を踏み入れるという流れになっています。新しい下北沢の姿を体感しながらイベントを楽しめる設計に、THEラブ人間の下北沢愛が感じられます。

駅前から空き地までの道中にはフードやドリンク、アーティストグッズなど物販のテントがずらり。普段は工事用地なので足元は悪いですが、それも相まってなんだかフジロックフェスティバルのような雰囲気です(笑)。

途中にはしゃぼん玉おじさんがたくさんのしゃぼん玉を飛ばしていたり、

指圧ではしゃぎ尽くした人々の身体を癒やしていたり、さまざまな形で楽しませてくれます。    

基本的に有料のイベントですが、空き地では無料ステージでのミニライブも。人気急上昇中のミュージシャンが間近で観れる機会とあって、大きな歓声がステージ裏のウィルステージまで聞こえてきましたよ(最近は空き地の音響問題も気になるところなのですが……それはまた改めて)。 

ミュージシャンだけで、ライブハウスだけで盛り上がるサーキットイベントが大半を占める中、下北沢で開催する意義を感じさせてくれるようなイベントでした。「下北沢にて ’19」は明日12/8も開催されます。明日はお天気も良いようです。このようにチケットがなくても楽しめるものもありますし、当日券も発売されるようなので、気になった方はちょっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

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