先日、ミニパイ専門店「Tiny Pie Shop」を久々に訪ねてみようかとお店の前に来たところ、なぜかシャッターが。定休日の月曜日ではありませんでしたし、お昼過ぎに来たので営業時間内のはずです。表に張り紙なども見当たりません。
臨時休業?それとも気付かないうちに閉店してしまった??
何か手がかりを掴もうとInstagramのアカウントを確認するも、9月以降ぱったり更新が止まっていました。
分かります、「毎日投稿するネタなんてない」とか「人の少ない個人店でSNSなんて更新している暇がない」とか。私もかつては企業SNSの運用をしていましたし、今もこうして日々ブログを書いているので日々のSNS運用が容易ではないことは多少なりとも分かっているつもりです。
でも、私のように要らぬ心配をしたり、事実はどうあれ「もう閉店してしまったようだ」「また行っても開いていないかもしれない」と足を運ばなくなってしまうお客さんがいるのだとすれば、こんなに惜しい話はない、とも思うのです。
たとえば「らーめん桑嶋」は年内で閉店する(年明けも少し営業するかも、との続報ありました!)ことを店頭の張り紙で知らせるとともにSNSでも告知、3月に移転復活することも告知して期待を高めていました。食べられるうちに食べておこう、と足を運ぶ人もいるのではないでしょうか。
重要なお知らせがあります。
(拡散希望)
下北沢西口にて2014年7月26日(日)より開店し多くのお客様とスタッフや家族に支えられながらやってきました『らーめん桑嶋』
年内をもって一時閉店させて頂きます。
来年、3月より下北沢南口の新店舗に移転する事をお伝え致します。
今後も応援お願い致します。 pic.twitter.com/XMb4MwbLXj— らーめん桑嶋 (@zx5BuC4IMVLH8Ha) October 27, 2019
ネガティブカフェというユニークなコンセプトを掲げた「モリオウチ」のTwitterは注目を集め、今やファンは下北沢に留まらず全国区です。
インターネットが生活基盤の一部となった現代、SNSはお店にとって「もう一つの看板」だな、と感じます。お客さんを減らすためではなく、お客さんを増やすために活用するお店が増えてくれたらいいな、と思う私なのでした。
Tiny Pie Shopにはまた日を改めて足を運んでみようと思います。今度は開いてるといいなあ、今度は何のパイを食べようかな!
LEAVE A REPLY