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もはやカレー屋というより南インドの食堂「moona」でランチ

カレーが食べたいな、と思ったときに選択肢がとにかく多いのは良くも悪くも下北沢の特徴の一つです。一つの通りにカレー屋さんが3軒密集しているというのも日常茶飯事。

そんな中、今日目に留まったのは「呑めるカレー屋」という黄色い看板が目印の「spice kitchen moona(スパイス・キッチン・ムーナ)」。とても美味しいカレーが食べられる好きなお店なのですが、ここ最近は何となく機会を逸していました。久しぶりに行ってみようかな。

場所は南口商店街「CITY COUNTRY CITY」のあるビルの5階です。エレベーターは4階までしか止まりませんが、4階から階段を昇ると黄色い看板が見えてきます。

オフホワイトの壁に濃いブラウンの木目が映えます。「呑めるカレー屋」の謳い文句の通り、酒瓶がたくさん並んでいます。簡素で風通しの良い雰囲気はさながら南国のよう。

窓際の席に案内していただきました。下北沢の空と、眼下にはさっきまで私のいた商店街が見えます。賑やかな街から切り離された空間はちょっと気分が良いです。

私が注文したのは、フィッシュカレー定食(1300円)。カレーだけでなくいろいろな味のお惣菜が添えられていてちょっとずつ頂くスタイルは、まさに日本の「定食」という表現がぴったりです。南インドではこの形式がスタンダードだと聞いたことがあります。

バスマティライス(香り米)にかかっているのは豆カレーとヨーグルト。赤いチャツネとぱりぱりに焼かれたパパド(豆せんべい)が添えられています。スパイスを和えた野菜料理3品はそのまま食べるもよし、カレーと一緒に食べるもよし。焼き芋のような香ばしい炒り物、青菜にしらすと油揚げ、キャベツの浅漬けなどちょっと和風のニュアンスを感じる3品でした。

世界地図を見るとよくわかりますが、南インドはインド洋に張り出していて、魚料理も豊富。魚を使ったカレーも定番です。というわけでmoonaに来たらフィッシュカレーがおすすめ。この日はブリのカレーでした。

脂の乗ったブリは柔らかくプリッとしていて、豆カレーとはまた違った味わい。スパイスが脂をキュッと締めてくれて、魚としてもカレーとしても美味しいです。ナイスコンビネーション。

定食メニューだけではなく、一品料理も充実。お酒と合わせるならこんなのも良いですね。食べてよし、つまんでよし、飲んでよし。生活の一部になりそうな気軽な南インド料理が楽しめるmoonaは「カレー屋さん」というよりも「南インド風の食堂」だな、と思いました。

時短要請に従って営業時間が平時から変更されていますのでご注意ください。ごちそうさまでした。

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