梅雨が明けた途端、一気に暑くなりましたね。ここ数年の夏の暑さは異常ですよ。日傘や帽子で身を守らないと、こまめに水分補給をしないと、本当に危険です。
とはいえ何回喫茶店入るねん、みたいな。腹パンパンよ、みたいな。っていうかその喫茶店に入るにも行列やん、みたいな。そう思っている方は少なくないはずです。
そんな中、下北沢にアジアンリラックススペース「duduk(ドゥドゥ)」なるものがオープンしたと聞き、さっそく行ってみました。
しもきた商店街の「スターバックスコーヒー」の斜向かい、ステーキハウス「Le Monde」の裏手にある細い階段を3階まで昇るとdudukがあります。
dudukは、端的に言うと「横になれる休憩スペース」。飲食をせずとも、ゆっくり腰を下ろしたり、ちょっと仮眠をとったりということができる空間です。
店内は無人で、現地にスタッフはいません。利用日時の予約とクレジットカード決済を事前に済ませると、入口の暗証番号がメールで送られてきます。
入ってすぐ、靴を脱いでスリッパに履き替えます。履き替えたらすぐ靴に消臭スプレーをかけておくのがおすすめ。他の利用者の方が来られた際のエチケットとしても好ましいですし、何より退出するときにニオイを気にせず気持ち良く履けるとうれしいですよね。
もちろん手指消毒は忘れずに。クレベリンは、まあ効果について諸説ありますが、考えられる限りの対策をしてくれている、ということで。
そうそう、利用に際しては他の利用者に迷惑をかけないことだけがお約束です(言うまでもありませんが)。そのため、複数名で利用することは可能ですが、がっつり食事をしたり、タバコを吸ったり、大きな声でおしゃべりをしたりということはできません。
その分、静かにゆっくり心身の充電ができるスペースになっています。携帯の充電もできるのはとっても助かりますね。
各席に電源・Wi-Fiパスワードが完備されているので自由に利用できます。
1人席はこんな感じ。低反発ソファに寄りかかれば、もう完全にリラックス状態です。が、隣の席との仕切りはこれだけなので、周囲への配慮は忘れないようにしたいところ。
お友達やカップルで利用する場合にはこちらの2人席がおすすめ。アジアンテイストのインテリアもおしゃれですよね。
ソファは座高が低いので、すごく天井が高く感じます。これもまた開放感があって居心地良し。はあ、汗も引いてだいぶ落ち着いてきました。
まだあまり知られていないせいか、今回のように独り占めで利用できることもしばしばあるようです。他のお客さんと一緒に利用する場合、どんな感じなのかなあ。リラックスするための場ですが、緊張してしまいそうな気もします。
無人ですが、監視カメラや非常ボタンなどは設置されているので、万が一に備えてのバックアップ体制はとられているようです。また、室内設備もきれいに保たれていたのでこまめにメンテナンスが入っているのだろうなと感じました。あとはこの居心地の良さを保っていくためには、利用者自身が周りの人や次の人のことを考えて丁寧に使うことが大切だな、と思いました。
街歩きが楽しい下北沢ですが、途中で疲れてしまったり、携帯のバッテリーが足りなくなったりということもしばしば。そういったことで街歩きが楽しめなくなるのはとても残念ですし、休憩スペースはニーズの高いサービスなのではないでしょうか。難しい側面もありますが、うまく運用されるようになるといいな、と思いました。機会があればぜひ利用してみてください。
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