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こだわりの九割蕎麦と上品な天ぷら、「打心蕎庵」で暑気払い

8月に入って、夏真っ盛り。じっとしていても汗がにじみますね……涼を求めて、今日は「打心蕎庵(だしんそあん)」を訪ねてみました。

運良く入店待ちの方はなく、店内に声を掛けると「消毒して席をご用意しますので」と表で待つように言われました。このご時世、丁寧な支度をして迎え入れてくれるのは安心感があります。メニューを見ながら待つのですが、いわゆる「街のそば屋さん」と比べると全体的に高め。一瞬ためらいましたが、せっかくなので今日は暑気払いということで良しとしましょう。さて、何にしようかな。

打心蕎庵は下北沢駅から少し離れた、森厳寺の向かいにあります。周辺は緑も多く静か。その土地にすっと溶け込む打心蕎庵には、縁側があるのも素敵なポイントです。見ているだけで涼しくなるようで、待っている間も心が落ち着きます。

店内に入り、注文しようとすると店員さんがメニューを差し出し「天ぷらとお蕎麦のセットの『桜』がお得ですよ」と悪魔の囁きが。揚げたてのおいしい天ぷら、たしかにおいしそうです。我慢して単品の蕎麦にしたところで決して安くないし、今日は暑気払いだし、土用の丑の日にはうなぎも食べなかったし……ええい!思いきって店員さんの提案に乗って「桜」(3,000円)を注文してみました。

蕎麦は常陸秋そばを使用した九割蕎麦。つるつるっと勢い良くすするには向きませんが、麺のざらつきにそば粉を強く感じます。薬味は白髪ねぎとわさび。「塩でも試してみてください」と勧めていただいたのですが、粗塩をつけすぎてしまってほぼ塩の味に……慣れないことは加減が難しいですね。でも新鮮な体験、面白かったです。

夏野菜と旬の魚介の天ぷらはもちろん揚げたて。薄い衣なのにザクッ、ザクッと良い音がします。右側のかまぼこのような大根のような角ばった天ぷらは帆立の貝柱です。こんなに大きな貝柱があると思わなかったので食べて驚きました。繊維がしっかりしていて食べごたえがあります。左側の白いのは夏の味覚、鱧の天ぷら。ほろほろとほぐれる淡白な身に大葉の爽やかな香りがよく合います。

濃厚な蕎麦湯は、蕎麦つゆに合うのはもちろんのこと、天つゆに合わせてもおいしいそうです。しまった、それを最初に知っていれば……(蕎麦湯が好きなので蕎麦つゆを飲むのにすべて使ってしまった)。お召し上がりの際はぜひお試しください。

最後に、甘味として蕎麦団子が出てきました。作りたてのようでほかほか、ふわふわ。きなこをまぶしていてそのままでも十分おいしいですが、黒蜜も相性抜群。良い締めになりました。

隣に目を向けると、裏庭の木漏れ日が美しく、心身ともに満たされる感じがしました。

毎日のように通う、というわけにはいかないかもしれませんが、日々の慰労に、たまのご褒美に、こんなプチ贅沢を味わってみても良いのではないでしょうか。ゆったりとした空間で美味しいものを食べ、ばっちり元気をチャージしてお店を後にしました。ごちそうさまでした!

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