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”あの麺”で作られる「新雪園」の五目焼きそば

「下北沢の中華料理店」と言うといくつかのお店が挙がりますが、中でも芸能人のファンも多い老舗といえば、あずま通りの「新雪園」は外せません。地域の人々にも普段使いに利用されている、北京料理のお店です。

メニューにステッカー、ビールケース、店頭は雑然としていますが気にせず入ってみてください。入ってもしばらく店員さんが気づかなかったりしますが、屈することなく堂々としていれば、よきタイミングで案内してくれます。大丈夫、すでに着席しているお客さんたちもそれを経験して着席しているので、誰も変な目で見たりしません。

室内灯は点いているのに昼間でも薄暗い店内、見方によってはひと昔前の中国に来たようでムーディーです。

壁に目を向けると、一面に芸能人のサインが貼られています。番組のロケで来たと思われる色紙もありますが、どうやらプライベートで来たと思しき色紙もちらほら。常連らしいコメントもいくつか見られて、いかに愛されているお店かが分かると思います。

私が注文したのは五目焼きそば(840円)です。先日は「王さんの菜館」で上海焼きそばを食べましたが、他のお店の焼きそばはどうなのか、興味が湧いてきました。ランチタイム限定の定食(スープ、ザーサイ、ご飯付き800円)には間に合わなかったので単品です。

大きめのお皿にこんもりと盛られた五目焼きそばがやってきました。野菜たっぷり、具だくさんの焼きそばです。できたてで、ホカホカと湯気が立っています。

新雪園の麺料理はすべて同じ麺が使われています。オリジナルなのでしょうか?少し平たい、小麦の太麺。鶏肉麺でもちゃんぽんでも”あの麺”です。逆に言えば他では食べられないわけで、私の中では新雪園といえば”あの麺”と言ってもいいぐらい。もちろん焼きそばの麺も”あの麺”でした!あの麺のインパクトのせいか、焼きそばというよりは「汁なしちゃんぽん」という感じ。ツルンと食べられるのどごしの良い麺に調味料が絡まっておいしいです。ボリュームもかなりあるのですが、さりげないにんにくが効いているのか(たぶん入ってると思う)、あっという間にペロリと完食してしまいました。

一品料理もメニューが豊富で、もっと開拓したいお店。ランチ以外であれば、お友達や家族と分け合うつもりで来られるのが良いかもしれません。ごちそうさまでした!

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