小田急線南西口を出て(tefu)loungeを通過、NANSEI PLUSを通り抜けて向こうにBONUS TRACKが見える谷のエリア。ここだけ開発が後回しになっていましたが、徐々に完成の兆しが見えてきました。
植え込みが整備されて、水飲み場があって、ベンチが設置されました。単なる道というより、広場と呼んだほうが良さそう。
ここは「シモキタ雨庭(あめにわ)広場」という名称になる予定だそうです。雨庭とは、地上に降った雨水を一時的に貯めて地下へ浸透させる構造を持った庭園を指す言葉。近代都市設計における治水対策の一つとして注目を集めているようです。
たしかに、「ゲリラ豪雨」「線状降水帯」などという言葉が毎年のように聞かれる昨今、マンホールが外れるほど雨水が溢れかえっている光景もよく見ますもんね。このエリアもちょうど谷になっているので水はけが悪そうというのは容易に想像がつきます。
いやあ、しかしこの広場が完成すれば、この写真のように狭い側道を人と自転車と自動車が同時に走るような危険な事態も回避できるようになるわけですね。それが何よりうれしい。
NANSEI PLUSのほうでも下北線路街 園芸部の皆さんが植え込みを作り込んでいらっしゃいました。「梅雨明け頃に開放できる見込み」……と言っている間にサクッと梅雨は明けてしまいましたが、もう少ししたらここも散策できるようになるでしょうか。楽しみです。
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