先日、三省堂書店に行った際、『散歩の達人』だけでなく隣にあった文庫本も気になったので買っちゃいました。
「下北沢からはじまる物語。実在のスポットが目白押し!」とあります。これは気になるじゃないですか。
こちらは岩井圭也さんの小説『いつも駅からだった』。「KEIO OPEN INNOVATION PROGRAM」の一環として誕生した、京王線が舞台の小説×街歩きコンテンツなのだそうです。
読んでなるほど、下北沢編の物語では文を追っていると脳裏に下北沢のリアルな街並みが浮かんでくるのです。途中には謎解きの補助線として下北沢の街そのまんまの地図も。「ここで言ってる◯◯屋さんってあのお店じゃん」とニヤニヤしてしまいます。
そして下北沢編の扉絵にもなっているこの風景、ウィルステージの前じゃないですか!!!
思わぬ形で弊社も出演させていただいて光栄です(笑)。下北沢の風景の一つになれているなら、素敵なことだなあ。おそらく三省堂の平積み分だけだと思いますが、上の写真にも載っているイラストカードが特典として封入されているので、ぜひ手に入れていただきたいと思います。
下北沢だけでなく、調布、聖蹟桜ヶ丘などいくつかの街を舞台に描かれている短編集です。「小説を読むの、苦手なんだよなあ」という方にも比較的読みやすい長さだと思います。街の風景を思い浮かべながら読んでみてくださいね!
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