NECとやなか珈琲が共同開発した「飲める文庫」なるコーヒーが、数量限定で発売されました!
「飲める文庫」というなんともキャッチーなコピー。本が「読める」のは当たり前だけど、本が「飲める」ってどういうこと?一目で一気に惹きつけられました。
NECのデータサイエンティストさんが、文学作品を読んだ方の多くの読了感をコーヒーの味覚指標(甘味・苦味・飲み応えなど)へ変換し、学習データを作成。さらにいま話題のAIがそのデータを用いて分析モデルを作成。そのモデルと、今回選出された6点の名作文学の読了感を照らし合わせ、名作文学一つ一つの味覚指標(レシピ)を作成。そしてそれを元に、やなか珈琲のカップテスターさんがコーヒー豆をブレンドし、文学作品を一杯のコーヒーで表現したそうです。
なんだか難しいですが、この図を見ていただけると分かりやすいです。
>> http://jpn.nec.com/bigdata/ai/coffee/index.html
色々と高度すぎます!カップマイスターさんの技術なんて感性でしかないです。
色んな方の読了感がぎゅっと抽出され、カップマイスターさんの手によって文学作品がコーヒーに落としこまれた渾身の一杯ということなんですね。すごいし面白い!
テクノロジーが進歩したからこそ実現できた企画ですね。夢のような商品です。このコーヒーを目の前にしたら、この一杯が出来上がるまでの人々の苦労や労力を思い(私が想像する以上のものだと思いますが)ロマンを感じそうです。
飲める文庫として選ばれた作品は、吾輩は猫である、人間失格、こころ、若菜集、舞姫、三四郎。夏目漱石の作品が三つも入っています。
実は10月27日にレギュラーコーヒー豆が発売されたのですが、発売日の朝10時頃に何気なくホームページを見てみたらほぼ完売していました!爆発的人気です。
もう完売してしまったんだろうかと思いつつ、こないだやなか珈琲のサイトを見てみたら再入荷していました。でも数量限定なので購入したい場合はお早めに。
そして、私が狙っているのは明日から発売の6種飲み比べドリップバックセット!!こちらはパッケージも小洒落ていて、文庫型のパッケージを開くと中にドリップバックが入っているんです。まるで文庫!
>> http://top.tsite.jp/news/table/i/37399998/
最近はめっきり本を読まなくなってしまったけれど、昔は時間と我を忘れるほど読み耽っていたこともある身としては、あの本がどんな味なのか知りたいです。
飲んでみたい!手に入れたい!と、意気込んでいたら周りから言われた一言。
『みさきコーヒー飲まないじゃん。』
そうだ。私はコーヒーを飲まないのだった。(飲まないというか、苦くて飲めない。)しかし香りは大好きである。
欲しいし飲みたいけれど、普段からコーヒーを飲み慣れていない人にコーヒーの何が分かろうと言うのか。味の微妙は違いを感じることができるのだろうか。
でもやっぱり気になるので、人気ですが頑張って手に入れます。
もういちど作品を読んでから飲んでも面白そう。でも、そんな粋なことをしておいて、味わいの違いが分からなかったら悲しい。
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