タイトル未定。

ことばのちから

ことばのちから

言葉にはある種の力があると個人的に思っています。

やっぱり、『ありがとう』とか『素敵だね』とか、ポジティブな言葉を聞くと嬉しいじゃないですか。反対に、『本当にだめだな』とか『つまらない』とか、ネガティブな言葉を聞くと気持ちが下がります

誰から言われたり人に言ったりするだけでなく、自分の中でポジディブな言葉を呟けば気分が上がりますし、ネガティブな言葉を呟けば気分は下がります。脳は主語を理解できないと聞いたことがあります。だから例えば、『バカ』と他人に発しているつもりでも、脳は自分に投げられた言葉だと認識するそうです。

ポジティブな言葉だけ使おうって訳ではありません。たしかに、本来ならそんな言葉だけを使っていたいです。でも時にはネガティブな気持ちにもなりますし、そんな言葉を発したくもなります。そんな時があってもそれはそれで良いんです。

ただ、誰かを貶めたり傷つけるような言葉は、むやみやたらに使うものではないと思います。他人を傷つけるはずが、同時に自分も傷つけ、価値を落とすことになるからです。だったら自分が言われて嬉しい言葉を発した方が、相手も自分も楽しい気持ちになって一石二鳥です。

たまに、セミナーやセッションで相手を褒めるワークってあるじゃないですか。私もテレビで観たり、友人同士でやってみたことがあるんですけど。相手を褒める発言をした時って、胸がこそばゆいような、逃げだしたいような、照れくさい気持ちになるんです。テレビでその様子を見ていてもお互い恥ずかしそうにしていて、『あー、やっぱり恥ずかしいんだー』って思いました。

これも、脳は主語を理解していないから起きる現象だと思っています。相手を褒めているのに、同時に脳は自分が褒められたって多分嬉しい勘違いをしてくれるんですよね。そもそも、なんで褒めたり褒められたりすると気恥ずかしくなるんでしょうね。

 

また、ある言葉を言い続けているとその言葉通りの生き方をすることになります。
『性格悪い』、『仕事できない』、『お金ない』などと言っていると、本当にそうなります。

たまに、自分のことを『頭悪い』や『性格悪い』とSNS上で書いたり、そう表現する方がいます。それはジョークなのかも知れませんが、私は『多分きっとそうなんだろうな』と思ってしまいます。自分を大事にしている人はそんな言葉で自分を表現しないからです。

そして本来そうではなかったとしても、何度もそう表現することでやっぱりそうなってしまうんですね。また、相手からもそのレッテルを貼られてしまうので、その言葉のように扱われやすくなります。まさに言葉通りです。

『人見知りだから』『仕事できないんだよね』といった言葉で予防線を張ることも、勿体無いです。あなたにはもっと可能性があるはずなのに、自分でその可能性を閉ざさないでほしいと思ってしまいます。

『お金ない』も、口癖のように言っていると本当にお金がなくなります。笑
お金に関しては私自身、価値観絶賛大改革中なのでこうしたらいいって明確に言えないのですが・・・
でも、ないって言っている人のところにお金はやってこないです。

 

たかが言葉かも知れませんし、そんなことで変わるの?と思う気持ちも分かります。面白いと思うなら取り入れれば良いし、自分の考えとは違うと思うならこの考えは見送れば良いのです。
でも、心がけは今すぐにでも取り組めます。どんな変化が起きるかは二の次で、とりあえずやってみる。
(失うものが何もないのなら、何も準備する必要がないのなら)とりあえずやってみる、これが運気や流れをよくする秘訣なのかもしれない、と思っています。

私自身、過去にとても辛い時期があって、本当ににっちもっさっちもいかなくて毎日生き地獄のようでした。そういう時って『楽になりたい』一心で、無我夢中で情報を漁るんですよね。いろんな本を読んだし、沢山考えたし、いろんな体験をしました。とにかく現状が苦しくて現状から抜け出したくて、変わりたくて、良いと書いてあったことはなんでも取り組みました。

その1つがこれでした。呪文のように自分にある言葉を言い聞かせましたし、ある言葉を書いてノートを何冊も使い切りました。その中で見えてきた言葉に対する気持ちや考えです。

言葉は使い方次第で、自分をいかようにでも変える呪いにも、魔法にもなります

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

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