どうも!みさき(@muse_capricorn)です🐐
唐突ですが、私は対人恐怖症でした!
乗り越えられたのかと言われるとよく分かりません。何故なら、もう私のパーソナリティの一部だからです。今の私はもう発症した前の私ではありません。私の一部になってしまいました。自分の中から追い出した訳ではないんです。コロナを例にすると、コロナに打ち勝つのではなくコロナと共存するような感じです。
発症したのは12年前です。(奇しくも冥王星が山羊座に入室した年です。奇遇すぎて怖い笑)
あの時の瞬間は今でも覚えています。頭の中で『気づいちゃいけない』って警告音が鳴るのに、パンドラの箱が開かれるような、禁忌のスイッチがゆっくりと入るような感覚。気づいてしまったらもう以前の私には戻れない、そう直感で思いました。
それから数年間は生き地獄でした!笑 なんですかね、ずーーーっと誰かから監視されている気持ちでした。でも統合失調症とも鬱とも違ったと思います。今のところ、人生で一番辛かったです。
まだ学生だったのですが本当は学校も行きたくなく、というかメンタル的に行けない状態でした。(教室という画一的な空間もダメになっちゃったんですよ、苦しくて教室に居られない、逃げ出したい)でも状況的に休めず行くしかなく。
受験も死に物狂いで乗り越えましたが、センター利用で青山学院に合格したものの実試験は全て不合格でした。本命は国立大でしたがセンターでギリギリの集中力がぷつっと途切れました。まぁそれも過去のことです💡
乗り越えるには何が必要だったか、経験をして何を得られたか、体験談として綴りたいと思います。
Q.乗り越えるために何をしたか、何が必要だったか
A.①とにかく本や言葉を読み漁った
人って、苦しすぎると今の状況を変えたいがために必死で解決策を探すんですよ。多分、辛いな~と思いつつ行動しないのって、まだその状況に耐えられるか、その状況であり続けることに何かしらメリットがあるからだと思います。
苦しくて苦しくてとにかく救いの言葉が欲しかったので、ネットや本などあらゆるものから言葉を見つけました。なんですかね、自分が陥っている状況もよく分からず、急に強制的に起こってしまったので、自分の心を代弁しているような言葉を見つけては安堵?して涙したり、自分の中で反芻していました。
A.②病院に行った
何事、プロに頼るに限ります。けど、あれは効果があったのだろうか。笑
信頼していたカウンセラーさんまでおかしくなってしまい、変なセミナーに連れて行かれたり振り回されました。高圧的・干渉的なお医者さんに当たってしまったり。今回は省きますが、学生時代に色んなヘビーなことを経験しました。(笑) 青春とは程遠かったですね。絶対戻りたくない。。笑
精神薬も飲んでいましたよ。でも、薬には副作用があるのであまりオススメしません。社会人になる時にスパッと辞めちゃいました。(本当は減薬し様子を見ながら辞めていくものです。) ※今振り返ってみると、トランジット冥王星とネイタル火星がコンジャクションしていた時期かも。
A.③自分を変えるためワーク等様々なことに取り組んだ
否定的な言葉でなく肯定的な言葉を使う、感謝を心掛ける、自分の良いところ等を何百回と唱え、思いを紙に書きだす、自己否定クセを改めるなど小さいことから、箱庭、マインドマップなどのワークに取り組むなど、とことん「自分」と向き合い、自分と、自分の思考を変えるために奮闘しました。
自分の意思・コントロールが効かない状態で苦しかったので自分にとても関心を持ちました。アンガーコントロール、アドラー心理学、潜在意識、メンタル・心理学系も勉強しました。
A.生活習慣を整え、心の声に耳を傾けた
睡眠時間は大切です。夜更かしは良いことがなかったです。でも、不登校のお子さんが『明日がくるのが怖いから寝たくない』って言っているマンガを読んだことがあって、『分かる!!!』ってなりました。笑 確かに私もそんな気持ちでした。
肉体と精神って相互に影響し合っているので、どちらか整えてコンディションが良くなると、もう片方も良い影響を受けるんですよね。いま、ヨガを学んでいてより実感しています。それで少し悪い方を補えたりします。
あとは、自分の意思や感情を大事にするようにしました。最初は、自分がどうしたいのか分からないし自分の心の声も全く聞こえず大変でしたが、根気強く取り組みました。自分の心に嘘をつくと大体具合悪くなりますね。もちろん守るルールもあるし、立場や状況もあるしなんでも好きにしていい訳じゃないですが、自分に素直に生きることが一番です。
結論:対人恐怖症は自分で色々行動したり人生経験を増やすのが一番効く、かも
この年になって、この性質と共存できるようになって思ったことなのですが、もしかしたら、自分でいろんなことに取り組んで一つずつ解決し、失敗も成功も含め自分の行動で経験を増やすことが、対人恐怖症改善の一番の近道なのではなかろうかと思います。
私の家庭は確かに厳しく辛かったこともあるのですが、よくよく思い出してみるといろんなことを親が代わりに先回りしてやってくれていたんです。だから挫折の経験もほぼなかったです。でもそれは、親があらかじめこさえてくれた成功体験でした。
自分で取り組み、失敗しながらも時に成功する体験が肝心なのかなと。その積み重ねが「自分の力で生きる」=「自信」に繋がると思います。一人暮らしもしました。お米の炊き方も知りませんでした。笑
あとは、『怖い、苦手だ』と思う場面に敢えて飛び込むとかですかね。怖い、苦手と感じることを避けていてはどれくらい怖いのかも分からないんですよ。当時の恐怖と、今の恐怖の度合いは違ったりします。思春期は多感なので、通常よりセンサーが敏感なようです。大人になるにつれて次第にセンサーが鈍くなります。(良いのか悪いのか…笑)
私はこのやり方が合っていた(自分で行動し失敗もし、成功もし、生きる力を身に着ける)と思いますが、人それぞれなので参考程度にされてください。
もう一度経験したいかと言われたら断然NOですし、辛かった時は本当に嫌で仕方ありませんでしたが、今は経験して良かったなって思います。得られたものが沢山ありますし、私は今の自分が好きです。今でも時に思い悩み悲しい気持ちになることはありますが、自分を信じています。何があっても乗り越えられると心のどこかで確信しています。
自分の一番の味方は自分ですよ。生まれてからずっと長く一緒に居て死ぬまで共に生きるのも自分です。
長くなるので得られたものはまた別ブログに。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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