怒りの正体は悲しみだと聞いたことがあります。悲しみを素直に出せないことで、怒りとして表現することになるそうです。
怒りの正体は、相手を自分の思い通りにしたいという自分本位な気持ちだと本で読んだことがあります。
怒りの正体は、恐れからくるものだとも聞きました。
それを知ってから、人に怒られても過度に凹まなくなりました。
『この人は本当は悲しいんだな。』、『私のことを怒っても良い相手だと認識して感情をぶつけているんだな』、『怒りの適切な発散法を知らないんだな』、『怒ることでさっさと自分の言うことを聞かせたいんだな』と、怒っている人を妙に冷静に観察してしまいます。
私自身も何かにイラッとしてしまうことはあります。でも怒りの正体を知ってから、自分の気持ちも冷静に観察できるようになりました。
最近、アンガーマネジメントという言葉を耳にします。元サッカー選手の前園さんも実践していることで有名です。怒りはコントロールできるそうです。また、怒り以外の感情もコントロールできるし、自分で感情を選べるのだとか。
だから『あなたのためを思って怒っている』という言葉を、私は信用していません。
怒ると、精神だけでなく肉体にも色々な悪影響が起きるそうです。誰かに怒った後に嫌な気持ちなったり疲れるのって、そういうことなんだろうな。
でも、怒り自体は悪ではありません。そして嬉しいや楽しい同様、私たちが怒りを感じるのも自然なことです。
何よりも、怒りの発散法を学ぶことが大事なんだそうです。
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