先週のことになりますが、志村さんにうかい鳥山に連れて行っていただきました!
うかい鳥山があるのは高尾。下北沢から車で約1時間です。しかし、次の日は新たに出来た祝日「山の日」で、さらに三連休。そのままお盆休みに突入する方も多かったようで、道路がかなり混んでいました。結局、うかい鳥山に到着したのがラストオーダー10分前!
(ギリギリでいつも生きていたいから~♪)
きっとそれは少数。とりあえず間に合って良かったよ。スリル満点でした。
風情のある佇まいが出迎えてくれました。重みのある雰囲気に圧倒されます。
女将さんにお部屋まで案内していただく途中、川の上にかかった赤い太鼓橋を渡りました。周りにはもみじもあって、きっと秋はもっと綺麗だと思います。
ラストオーダー10分前でメニューをゆっくり見る時間はなかったので、コース料理と一品メニューをバーっと注文しました。
注文して一息。周囲を見渡してみる。テーブルの真ん中には囲炉裏がありました。
部屋から見える風景。情緒溢れます。
この日は雨が降っていましたが、濡れたことで緑がしっとりとし、水面が揺れて、より趣のある景色でした。まさに山の奥の秘境です。
最初に来た枝豆とじゃがいものバター添えは写真を撮るのを忘れてしまいました。
それより何より、枝豆とじゃがいもの金額の差です。
ポテトのバター添え 380円(屋台だと500円くらいするし、まぁ妥当かな)
枝豆 800円(高ッ!)
800円の枝豆って初めて食べた気がする。枝豆の金額で、じゃがいものバター添えを二つ注文できてしまいます。食べてみたら、このじゃがバターがとても美味しくて、みんなで一個しか注文しなかったんですが、1人一個注文すれば良かったと後悔しました。
長芋そうめん
長芋そうめんの下にあるのは豆乳豆腐です。普通の豆腐よりもっちりと弾力がありました。お皿も涼しげです。
いちじく白酢掛胡瓜
冬瓜小芋鴨ロース生姜
綺麗な黄緑色の冬瓜でした。とても柔らかかったです。
鶏つくね汁
山の中なので意外と涼しく、雨も降っていたので肌寒いくらいでした。涼しい食べ物が続いて寒いな~と思っていたところに、温かいつくね汁がきました。私の気持ちが見えているのか?と思うくらいスマートにスムーズに、欲しいものがやってきました。
川魚塩焼
鮎の塩焼きです。シンプルに美味しい。志村さんは頭まで食べていました。
牛串鶏串朴葉焼 焼野菜二品
牛串と鶏串、アスパラガス、しいたけ、ささみの朴葉焼き、つくねは追加しました。
タレにつけてもう一度焼くと、照りが出ます。
周りにあるのが朴葉焼きです。初めて食べました。朴葉味噌が入っていました。味が濃い目なのでご飯と合いそうです。
鶏そぼろわっぱ飯
〆のわっぱ飯には、お味噌汁と漬物も付いてきました。すでにお腹はいっぱい。優しい味のそぼろでした。
水ようかん
もみじが一輪乗った水ようかんをいただいてフィニッシュ。とても満腹になりました。やっぱり、じゃがいもはみんなで一個で良かったです。
食べ終えて、ほたるを見に庭園に出ました。ほたるは写真NGです。
雨が降ったのでほたるは隠れてしまったかなと思いましたが、意外と居ました。目を凝らすと、暗闇の中にほのかな光が付いては消え、消えては付いていました。ただ光っているのではなく、意味があって光っているからか、綺麗に見えました。
花火、蝉の声、ほたる。刹那的なものは美しいですね。そういうものは夏に多いからか、夏自体が短いからか、夏の終わりって切なさを感じます。ほたるは星のようでした。
部屋に戻る途中、鮎屋がありました。さっきの鮎はここで焼いていたのかな。
受付近くに本格的な囲炉裏がありました。
入り口付近にはこんな灯篭が。月の形に光っていました。
異空間。別世界。そんな言葉が浮かびます。とても素敵な空間でした。
目も喜ぶ、舌も喜ぶ。まさに至れり尽くせり。ご馳走さまでした!
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