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相次ぐ下北沢の閉店、動線の変化が影響か?

ここ数日、閉店の記事ばかり書いていました。

2月末から3月初旬にかけて、怒涛の閉店ラッシュです。こんなに次々と閉店が相次いだことがあったでしょうか。さすがに気も滅入ります。

こうして記事を並べてみて分かるのは、5件中3件が南口商店街のトピックであるということ。そして残る2件のうち1件は南西口のトピックということ。

南口商店街、どうしてこうなった

南口があったときはマクドナルドの前から街に降り立ち、下北沢を訪れる人が南口商店街を端から端までウィンドウショッピングする流れができていました。ところが、南口が閉鎖されて南西口が主要な出口となったことで、南口商店街のちょうど真ん中に出てしまい、人の流れが分散する状態となりました。

南西口から南口商店街に合流する道が下り方面(餃子の王将方面)を向いていることもあり、特に目的地を定めずに歩いている人の多くはこの商店街をとりあえず下っているのではないかと思われます。

残念ながら「パンの田島」「Sala-Sally」「GRAND GLOBAL」「レインボー倉庫」、いずれも南西口より上り方面にありました。

意外に大きな南口商店街ショック。実はこれで収束というわけでもなく、まだ大玉が隠されています……近々情報も出ると思いますが、それはまた改めて。

南西口による影響は鎌倉通り方面でも

ローソンなどは南西口ができたことによる鎌倉通り方面への動線を期待していたのでしょう。周辺にもこの数年で新しいお店がいくつか登場しました。

もちろん南西口ができる以前に比べればかなり人出は増えましたが、劇的に増えるという結果には繋がらなかったようです。鎌倉通り方面には階段もあり、出口が変わって方向感覚を失った人でもわざわざ階段を上る道はあまり選ばないように思われます。

南口商店街や駅周辺は下北沢の中でも特に地価の高いエリア。家賃の桁が一つ違ってきます。それだけに、売り上げに直結する人の流れが大きく変わったことはかなりの打撃になっているようです。

もっとも、閉店した分新しいお店の入る余地ができたとも言えますし、北口エリアでは新しい商業ビルも建ち始めているので新店のオープンにも期待したいところです。

駅を中心とした下北沢の再開発事業はまだまだ当面続きます。街の動線には引き続き注目していきたいと思います。

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