駅の出口が大幅に変わったことで流入が激減したと語られる下北沢南口商店街。下北沢でもっとも賑やかな商店街として地価が高騰していた反動もあって、続々と大手店舗が撤退しています。
6月末に撤退した紳士服店「AOKI」の入っていたビルは今もテナント募集中でがらんどうのままです。
コッペパン専門店「パンの田島」が撤退したのはそれよりも前、2月末のことだったでしょうか。内側のブルーシートとサインの跡が切ないです。
見た目のショックが強いのはゲームセンター「アドアーズ」じゃないでしょうか。駅にも近い場所なだけに、このビジュアル、早急に何とかならないものか……。
奥まっているのであまり目立ちはしないですが、大衆居酒屋「宿場」が閉店したのも個人的には傷が深いです。思い出のある者としては、また和食とか瓶ビールとか気軽に頂けるお店に入ってほしい。ピンクなお店とかにならないでほしい。一度ピンクに染まっちゃうと普通のお店に戻りづらくなっちゃうし。
撤退したのが大きな建物ばかりなだけに、目立つんですよね。しかもこれだけ立て続けなので、「シャッター街」という言葉も脳裏をちらついてしまいます。
でも、空き店舗がこれだけあるということは、新しいお店が入れるチャンスがこれだけあるということ。面白い展開が待っているとも考えられます。たとえば、24時間居酒屋「鳥良商店」の入っていたビルは年末を目処にバーガーキングがオープンする予定です。待望の下北沢初出店!
もっとも、家賃がこれまでのように高いままではシャッター化を止めることはできないかもしれません。適正な家賃の調整が行われ、また活気ある南口商店街になるといいな、と密かに願っているところです。がんばれ、負けるな、大好きな南口商店街……!!
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