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「BOOKSHOP TRAVELLER」に行って、とっておきの一冊を見つけよう

グラフィティアートと古着に彩られた、下北沢のカルチャーを体現するような北沢ビル。1階には「ナンステーション」や「一龍」など下北沢の人気飲食店が並びます。

壁伝いの階段を昇ると、3階には本屋のアンテナショップ「BOOKSHOP TRAVELLER(ブックショップ・トラベラー)」があり、ここもまた下北沢のカルチャーを発信する場となっています。

小さな扉を開けると白い壁の通路の先にさっそく本棚。手前の通路にもワゴンセールの本があります。

「入るとすぐレジなのかな、店員さんと目が合ったら気まずいな」と思ったのですが、手前に店員さんはおらず、要らぬ心配でした。安心して覗いてみてOKです。

下北沢の書店、古書店というと小さなワンルームに本棚があるような、とても狭いイメージを持つ人も少なくないと思いますが、BOOKSHOP TRAVELLERは通路の両脇に小部屋が連なっていて、全体のスペースは思ったよりも広い空間です。

連なる小部屋は手前がギャラリー、奥が本屋という二段構え。ギャラリーは1階の「BALLOND’ESSAI(バロンデッセ)ラテ&アートギャラリー」と共用のため、1階で購入したラテを飲むこともできるのだとか。

ギャラリーでは老犬の写真展が開かれていました。ちなみに、撮影OKでした。SNSでぜひシェアしてください、とのこと。時代に即したありがたいお店だなあ。

本屋エリアへ移動すると、棚ごとにプレートのようなものが付いていることに気が付きました。個人規模の間借り書店が棚ごとに入居しているのです。それぞれカラーを持った個性的な本屋さんがずらり。なるほど、それで「本屋のアンテナショップ」か。

趣味の合いそうな本屋さんを何店舗か見つけました。ときどきチェックしに来てみようかな。

ここで買えるのは本だけではありません。ブックカバーやしおりなどの読書アイテム、ポストカード、マスクスプレーなどの雑貨もたくさん揃っています。どれも全国流通しているような品ではなく、珍しいものや一点ものばかりで見逃せません。

あれこれ手にとって迷った末、本を一気に3冊も買ってしまいました!これはドハマリしてしまうと最後、とても危ない空間ですね……私は必ずここに戻ってくることでしょう。

新しいもの、流行のものではなく、自分にとってドンピシャの一冊を求めている人には強くおすすめしたい本屋さんです。とっておきの一冊をぜひ見つけてみてください。 

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