今年も「下北沢一番街阿波おどり」の季節がやってきました。昨日はひどい雨でしたが今日はなんとか持ちこたえましたね。一番街の夏は、これがないと終われませんから。
日が暮れて、茜色の空に夜の紺色が混ざり始めると、いよいよ阿波おどりの始まりです。
店舗や住居が密集する下北沢で、細い商店街を練り歩くのが下北沢の阿波おどり。今にも汗が飛んできそうな迫力がたまりません。油断していると喰われてしまいそうです(笑)。
みんなとっても楽しそうに踊っているから、見ているこちらまでニコニコと笑顔になってしまいます。
ご覧ください。いつもはのんびり穏やかな夕暮れの一番街が、ぎゅうぎゅうに詰まっています。小さい子は大人の肩車に乗せられて。大人になっても忘れられない記憶になるのだろうなあ。
手練れの阿波おどり連だけでなく、誰でもその場で飛び入り参加できる「飛び入り連」もあります。
参加者は老若男女誰でもOK。経験の有無も、国籍だって問いません。見よう見真似で手を挙げ、軽快な足取りで後に続けばたちまち仲間入りです。みんな初めは照れくさそうに笑っていますが、だんだん楽しげな表情に変わっていきます。
古着屋さんがぐんと増えた最近の下北沢。今風のおしゃれな看板と和提灯のコントラスト、白熱の一瞬を押さえようとするスマホのあかり……まるで2024年の下北沢を象徴するようで味わい深いです。
指先まで一糸乱れぬ踊り子さんの美しさを堪能し、私はひと足早く今年の阿波おどり終了。ああ、これで夏が終わっていくなあ。満喫しました。
参加されたみなさま、お疲れさまでした!
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