我が家の近所にある居酒屋の大将は昔下北沢でお店を構えていた方で、今なお下北沢事情に精通している”シモキタの先輩”なのですが、この間話していると不思議なことを言うのです。「そういえば『肉人』閉店しちゃったね」『え、閉店? 結構繁盛してなかったっけ?』
そんなはずはないだろう、とお店の前を通ってみると、しっかり閉店していました。
「店舗物件の契約の都合で2025年4月1日で下北沢店は閉店させていただくことになりました」とのこと。売れ行き云々とはまた別の要因だったみたいですね。それは残念……。
詳しい事情も知らずにあれこれ言うのも野暮ですが、ここ数年はオーナーとテナントが折り合わず移転・閉店するお店の話をよく耳にするようになった気がします。駅前周辺の再開発も要因になっている部分は否めませんが、それだけではなく、オーナーの代替わり、そして建物の代替わり(老朽化)も大きな転機になっているように見受けられます。
ひとえに誰が悪いということでもなく、また避けることのできない課題ゆえに、悩ましい問題だなあ、と頭を抱えてしまいました。
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